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『妊娠は考えてないから、わたしには関係ないかも。』なんて思わないように。
基礎体温は、自分の体の貴重な情報源。今まで実感できなかった体の変化が、
はっきりとイメージできるようになります。 |
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基礎体温は、体調を判断するための目安の一つ。特に具合が悪くなくても、体調の変化が把握できるとても便利なものです。異常が見つかった場合は、基礎体温表を産婦人科に持って行けばより正確な診断が受けられます。 |
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基礎体温表は、“月毎”ではなく“生理周期毎”につけることがポイントです。測定値をメモすることから始め、毎日の習慣にしていきましょう。その結果を、グラフに書きおこしていきます。測り忘れてしまうこともあるかもしれませんが、まずは3カ月間続けてみましょう。 |
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基礎体温は、0.5℃程度上下する微妙なもの。
測定値が細かく表示される「婦人体温計」を使いましょう。 |
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夜寝る前、枕元に体温計を準備。目が覚めたら、ふとんの中で安静にしたまま口の中に体温計を入れ、舌の下に軽くはさんで測ります。起きあがってしまうと体温が上昇するので、正確な基礎体温は把握できません。ただし、ふとんから出てしまった場合も参考までに測定してください。基礎体温表にも、その旨をメモしておきます。 |
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その日の測定値を点で示し、前日の測定値と線で結びましょう。備考欄には、生理、性交、
不正出血、下腹痛、その日の体調や体の変化などもメモしておくと便利です。 |
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毎日チェックすることで、あなたのパターンがわかります。 |
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■基本パターン |
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生理終了から排卵まで低体温の日が続き(低温期)、排卵を境に次回生理まで高体温の日が続きます(高温期)。低温期の最後に最低体温を示す日があります。これが、排卵日です。しかし実際に排卵日を言い当てるのは難しく、最低体温日の前後2日間を「排卵期」ととらえます。ホルモンが正常に働いている場合は、低温期と高温期がくっきり分かれ、このパターンを示します。 |
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■妊娠パターン |
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高温期が3週間以上続き、なかなか生理が起こらない場合は、妊娠の可能性があります。高温期が続いた後、体温の低下や出血があった場合は、流産の疑いもあります。 |
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■無排卵性月経パターン |
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低温期が長く続く場合は、生理は起こっても排卵が起こっていないと考えられます。これらは「卵巣機能不全」の一つで、不妊症の原因となります。 |
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■黄体機能不全パターン |
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低温期と高温期の境界がはっきりしない、高温期が短い、高温期の体温上下が目立つ場合。不妊や生理不順などが考えられます。 |
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※基礎体温表は、あくまでも一つの目安に過ぎません。“おかしいな”と感じたら、産婦人科医に相談しましょう。 |
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