■科学的に解明されて来た『胎教』の重要性。
  ●胎教のふしぎ   ●すてきな音楽を聴こう!    ●楽しくおしゃべりしよう!   ●キックゲームで遊ぼう!
  ●積極的に外へでかけよう!   ●一緒にお勉強しよう!   ●パパが協力できること
お腹の赤ちゃんへのあいさつや語りかけは、とても大切。しっかりコミュニケーションをとりましょう。赤ちゃんにまだ「聞く」能力がないとしても、お母さんの愛情のエネルギーは伝わるはずです。
つわりが抜ける妊娠3カ月頃からが目安。照れくさいかもしれませんが、まずは簡単なあいさつから始めてみましょう。赤ちゃんにはまだ伝わらないかもしれませんが、これが徐々に親子の「共通言語」になっていきます。 朝起きたら「おはよー!」、寝る前は「おやすみー!」。お父さんも気持ちを込めて「行ってくるねー!」と「ただいまー!」を。この時、遠くで話すと赤ちゃんに聞こえないかもしれないので、なるべくお腹に近づいて話しましょう。
人は、未来に夢や希望があるから今を生きられるもの。お腹の赤ちゃんにも、「私たちがいる世界はとても素敵なところ」だということを伝えてあげましょう。お父さんやお母さんの明るい声や楽しい話に、赤ちゃんもワクワクしながら成長します。 「マタニティ・ブルー」という言葉があるように、妊娠中はどうしても心身のバランスが崩れがち。鏡の前で笑顔をつくってみたりしながら、気持ちを切り替えるようにしましょう。お父さんも協力して、お母さんが笑えるネタ探しを。夫婦で笑えば、赤ちゃんも笑っているはずです。
実験によると、早口だとお腹に声が伝わりにくいとか。しかも女性の高い声は、届きにくいようです。まだ脳が成熟していない赤ちゃんのためにも、ゆっくりを心がけてください。
ささやくような声では、お腹の雑音に消されて赤ちゃんまで届きません。
普段の話し声より、2割ぐらい大きめの声で話すようにしましょう。
口を大きく開けて、一言ひとこと区切って。アナウンサーになったような気分で、はっきりとした発音で話してみましょう。
同じ内容でも、棒読みのおしゃべりと気持ちを込めたおしゃべりでは伝わり方が全然違うもの。相手がお腹の赤ちゃんでも、それは同じです。
妊娠7カ月頃になると、赤ちゃんの耳の位置が分かります。まず手のひらをお腹に置き、徐々に下のほうへなでていきます。するとどちらかの手に平たい板のような感触の「背中」が見つかるはず。さらに手を下げていくと丸いボールのような「頭」が確認できます。このあたりが耳の位置なので、そこに話しかけるようにしましょう。
※耳の位置が分からない場合は、産婦人科に教えてもらいましょう。
「プリガフォーン」は、アメリカで開発された胎教ツール。大きい“おわん”状のアダプターを赤ちゃんの耳の位置に当て、反対側の小さなアダプターに向かってお話します。お腹への音の伝わり方もアップし、赤ちゃんにしっかり声が届きます。
陣痛で苦しいのは、赤ちゃんも同じ。スムーズな分娩のためにも、「私も苦しいけど、一緒に乗り越えようね」「もう少しだから頑張ってね」という励ましが大切です。もし、お父さんが付き添っているなら、赤ちゃんにもいっぱい声をかけてあげてください。 生まれたばかりの時間は、親子のきずなを深めるための大切な時間。赤ちゃんは、生まれるとすぐに眠り、10〜30分後に目を覚まします。これは「新生児の覚醒期」と呼ばれ、約38分間続きます。この時、赤ちゃんはお母さん(お父さん)を、お母さんは赤ちゃんをしっかりと認め、絆を深めるのです。
出産後の約1時間は、赤ちゃんをお母さんの肌に直接触れ合わせるように抱かせます。そして、まだ母乳は出ませんが赤ちゃんに乳首を吸わせます。これによりお母さんの母性が目覚め、抱いている赤ちゃんを愛しいわが子として強く認識するのです。 この時点で、胎教をしてきた赤ちゃんは、うっすらと目を開けて声のするほうを見たりします。目が合った時に、なにげなく「おめめをつむってごらん」と言うとその通りにしてくれるケースも。「話してごらん」と言うと「ウウー」と声を出す赤ちゃんもいます。
 
●胎教のふしぎ  ●すてきな音楽を聴こう!  ●キックゲームで遊ぼう!
●積極的に外へでかけよう!   ●一緒にお勉強しよう!   ●パパが協力できること
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